アニメイベントレポート(Bishonen・Con 2003)

在ドイツ暦7年めにして初めてこっちのいわゆる「アニメイベント」に参加した時のもようをここでご紹介します。

私はアニメには興味がないのでこのようなイベントに縁がなかったのですが、ネットで知り合ったスイス人の女の子に会うべく、電車で7時間もかけて行ってきました。

10月某日、2日間にわたり参加してきました。

場所はTrier(トリーア)の大学キャンパス。

この大学の日本学の学生さん達が企画して、もう3回目の開催でした。

タイトルが「美少年コン」(コンベンション)というだけあり、美少年つまるところ「801・ボーイズラブ」にテーマを絞ったイベントです。

海外と日本イベントとの違いは、日本なら「同人誌即売会」「展覧会」「コスプレパーテイー」「アニメ上映会」等、目的が細分化されている所を海外ではすべて同じ場所でイベントとしてしまう所でしょう。

これは漫画・アニメの歴史が長く、その生産量・情報量・ファンも多い日本では、ファン個人は自分の好きな作品や好きなファン活動だけを選択出来、個別のイベントでもある程度の集客が見込めるのに対し、後続で状況が日本と正反対の海外では、ファン行動が日本のイベントを真似つつも、まだそれほど成長・細分化されてはいないということだと思います。

会場へ

入場料を払うと入場券代わりのプログラムと入場のバッチを渡されます。

このイベントは参加者  数百人程度の規模の小さいものでしたが、プログラムはかなり充実しておりまして。

その内容は

即売会

マンガの描き方講座

アニメ・日本映画上映

ワークショップ

クイズ

ウケウケイートイート・コンテスト

オークション

ファンアートコンテスト

ファンフィクションワークショップ

カラオケ

コスプレコンテスト

ゲームコーナー

 

・・・など。本当、参加者が「色々楽しめる」という造りになっている。

 

面白かったものをピックアップしてご紹介!

即売会

私は会場に着いて直ぐ持参品を受け付けに登録しました。何か売りたいものがある人は「品名、売り値、数量」などを記録した紙と、商品を提出すれば、専用の売り子さんが売ってくれるんですよ。つまり委託販売。超便利!!!売る本人は品物預けたら自分の好きな所にいってて良し。 結構感動した出来事でした。売るものは日本・漫画・アニメに関係あればとりあえず何でもよし。ただし「美少年コン」なだけに、テーマを大きくはずれないようにすること。

ちなみに私が持っていった物はイラストカレンダー、便箋、絵葉書、ラミネートバッチ(同人グッズっぽいですね、とっても!)でも自作グッズなんて持ってきたのは私1人くらいで、会場で売られてるのは皆が持ってきた日本の漫画単行本、同人誌、雑誌類、アートブック(通販、ネットオークションなんかで入手するもよう)おもちゃ、フィギア、それからサンリオグッズ等でした。

自作グッズはそこそこ売れました。ラミネートバッチは完売。自分ちょっと浮いてたけど、売り子さんには「良いアイデアだわ。こんなに色々準備してきてくれてうれしい!」と喜んで頂けました。

アニメ・映画上映会

イベント期間中、プログラムにそって、いろんな映画が流されてて好きなのを選んで見られる。

私はアニメ好きじゃないんで、宮崎駿作品以外は見ないことにしてるのですが、折角の機会なので数作品見ました。(ただし私は声優のあのキャピキャピ声にアレルギー反応がある為、入場、即退場もあった)結構最近の作品から10年くらい前の物まで色々ありました。日本語に英語又はドイツ語字幕付きで鑑賞。一つ、映像と字幕に1分くらい差のある作品があって、「これ見てるドイツ人、さっぱり内容が飲み込めないんじゃあ・・・・?(汗)」と思うものもあった。

夜、18禁作品も放映された様ですが、私は寝不足のためか具合が悪くなりホテルに帰った・・・・。

コスプレ

同人誌に比べて、コスプレはドイツの各アニメ系イベントで市民権を得ているように思う。

会場で友人に「これからコスプレがあるから、見に行こうよ」と言われる。コスプレって、どんなコスプレーヤーがいるのかを見に行くって事かしら?と思いきや、コスプレのコンテストのことで、舞台に上がって観客の前で各コスプレーヤーがパフォーマンスをするのね。どのくらいキャラになりきってるか、台本・演技が面白いかどうかがポイントで、観客にアピールし、審査員に評価される。見てるこっちが恥ずかしくなるような学芸会的なノリのコスプレーヤー達・・・。男の子同士の濃いキスシーンを生で見られるなんてめったにないので、(それが美しいかどうかはともかく)面白かったといっていいでしょう。

ウケウケイートイート・コンテスト

これは何かというのは、コンテスト開催まで参加者誰も知らなかった。

まず希望者の参加をつのり。

2人一組で、舞台に上がってもらってビニールのエプロンをつけてもらい、二人羽織状態になります。で、後ろの「手役」の人にチョコシロップをかけたバナナを一本手渡し、前の「受け」役の人に食べさせ、その速さを他の参加者と競うというゲームでした。会場騒然。

 

ファンアートコンテスト

自分も参加しました。絵を持っていって、受け付けで登録して所定の壁に貼ります。あとはイベントの参加者に投票してもらうだけ。私は2位を頂き、賞品に日本の漫画(たぶんBL系?)のポスターと日本の同人誌一冊頂きました。(笑)

私は2日間参加したんですけど、ドイツのアニメイベントが大体こんな感じなんだなっとわかったので参加して良かったと思いました。

 

印象的だったのはこの大学で働いている女性からの2つの質問。

「どうしてマンガのキャラはみんな大きい目をしているの?」(ドイツ人はみんなこれを不思議に思うらしい!よく同じ質問をされる!)

「どうして女がゲイの話(801、ボーイズラブの意)に夢中になるの?」です。

私は私の思い付く理由を列挙してみましたが、その意見について驚きはしても納得はしてくれませんでした。(笑)

ここまで読んで下さってありがとうございました。

 

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