映画「ミュンヘン」観てきた。

スピルバーグ 監督の映画を観るのは、かれこれ「フック」(91年)以来です、

なんて言ったら映画ファンにはぶっ飛ばされそうですね。

最近は子供映画ばかり観ていたので、超久々にシリアスで大人な映画が観られると思ったら

それだけですでに入館前から興奮。安いな、私。

 

主人公のアブナーは(色んな意味で)いい男だし、

他の暗殺者達もスピルバーグ監督好みの個性豊かなキャステイングで最初っから私の心は鷲掴みにされてたし、

スリルにドキドキするし、面白いカメラワークについひきこまれてしまうし、

最後には考えさせられるし、というわけで、大満足で映画館から出てきました。

近所にパレスチナ系の人が住んでいて、

その人の話なんか聞かされていたから、

アブナーとパレスチナ人との会話もなんか余計リアルに聞こえてしまったり。

(しかも吹き替えの声が、ちゃんと中東系のなまりでしゃべるので、ご近所さんとシンクロしまくる。)

(注・ドイツでは外国の映画が上映される場合、大抵吹き替えです。)

 

結構というか、やはりというか、テーマのせいでこの映画とスピルバーグ氏に対して批判も多いみたいですけど。

暗殺者やテロリストも普通の人間なんだ、

と映画の全面で展開され、ありふれた日常の中で予想の出来ない悲劇が繰り返される。

「人間が一番怖い」と言った楳図かずおさんの言葉を思い出さずにはいられない、

そんな感じでした。

 

Izumi

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