私の人生を狂わせた漫画

 

小学4、5年くらいの頃だろう、ある漫画と出会った。

喫茶店かどこかで偶然読んだWJにその頃連載していた

ガクエン情報部H.I.P.」 富沢 順 作 である。

HIPは高校生4人による、学園の便利屋集団。主人公は平凡でウブな桃太、そして彼を取り巻く

HIPのボスの早乙女、元スケ番総長の遊子さん、元柔道界のスター山下。

当時、少なかった小遣いでコミックス全3巻を揃えた。

私はかなり熱中したが、一般人気はなかったようだ。

 

ドタバタなコメディで、設定も突飛、週間連載は大変だったのであろう、時々ネタ切れっぽい

ネームもあったが、絵がポップで、キュート

女の子はかわいいのに、たいてい性格がひねくれていたりして、しかも

「シャープペンの遊子」

「三角定規のあやちゃん」

など、文房具を武器にして闘うという面白い設定も特徴でした。

 

コメデイなのに、社会批判や皮肉が多く、最終回付近では

学校*体制側 対 HIP*反体制側

のような構図で闘いに。

(これは次の連載、格闘技漫画・「PANKRA BOY」にも受け継がれていたように思う。)

個人的には、コミックス化された際の最終回、ラストの加筆は蛇足だったと思う。

この漫画のメッセージ

「型にはまらない」

「俺達は社会の歯車なんかにならない」

というメッセージがずっと強烈に私の中に残った。

未だにこの漫画は宝物的存在で私の本棚に収められている。

 

おかげでかなり人生が狂い、

ウケ狙いでボーズ頭にしてみたり、

面白そうだからと按摩・指圧を勉強してみたり、

気がつくとドイツで漫画を描いていたりする

 

ちなみに、私の人生でたった1度きり、漫画家にファンレターを出したのがこの作者、富沢氏宛てであった。

 

Izumi

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